福岡天賞堂ブランド紹介【 ORIS／オリス】スイスが誇る独立系ウォッチブランド - スイス独立系腕時計ブランド『ORIS/オリス』正規販売店/福岡天賞堂

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ORIS（オリス）は福岡天賞堂を含む正規認定販売店での購入品と、認定ではない並行輸入店という価格を下げて販売しているお店での購入品とで、定期アフターサービスの価格を大きく差別化しています。また、当店を含む正規販売店では並行輸入品の修理受付は出来ない場合がございます。予めご了承くださいませ。
ORIS（オリス）購入の際は福岡天賞堂含む正規認定販売店での購入を強くお勧めします。当店購入品に関しては一般価格から約50％割引きした価格で正規定期メンテナンス（オーバーホール）をお受けいただけます。 福岡天神の時計屋さん福岡天賞堂はORIS（オリス）の認定正規販売店です。
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こんにちは。 福岡天神の時計屋さん福岡天賞堂認定アドバイザー CWC（日本時計輸入協会認定ウォッチコーディネーター）を努めさせております山﨑です。


福岡天賞堂メインブランドの1つでもあり、フェアを開催すれば連年大好評いただき、止まらぬ躍進を見せている“ORIS（オリス）”のブランドの歴史を紐解いて魅力をお伝えできたらと思います。



創業は1904年。
【ポールカッティン】と、【ジョージ・クリスチャン】の両名は、名だたるウォッチブランドの起源ともなったとされている時計職人の街「ル・ロックル」で時計職人として修業をした後、スイスのヴァルデンブルク渓谷にあるヘルシュタイン村に移住。
閉鎖されていた時計工場を同市から買い取り、オリスを設立。社名は、その近くを流れる小川の名にちなんで名づけられたとされている。
現在もオリスは本社をこのヘルシュタインに置き、創業当時と変わらぬ正統派スイスメイドウォッチを作り続けています。


1917年にオリス初となる腕時計が誕生。航空学校用に製作されたこの時計は、『ビッグクラウン』と呼称され、現在のパイロットウォッチの起源ともされている。この時計を製作するにあたり開発されたのが『Cal.40』ピンレバー脱進機を備え、2時位置にあるボタンで時間調整を可能とした独自機構であった。
創業から僅かな時間で他を凌駕する技術力があったことを証明していますね。


1934年に同国内での競争を防ぐための規制がスイス時計法により制定。
これにより新技術の導入を制限されました。その中でも法で定められた範囲内での革新を続け、この4年後の1938年には、現在もオリスの代表的なモデルとして名高い『ビッグクラウンポインターデイト』を開発したり、制限がある中で時計歩度公認検定局による200の認定をクリアした第一号として認定されました。


1956年は時計史に大いなる歩みの一歩目が刻まれた瞬間でもあります。
オリスの当時のゼネラルマネージャーだった【オスカー・ヘルツォーク】が、一人の若手弁護士【Dr.ロルフ・ポートマン】を雇用し、10年をかけスイス時計法を覆させました。
これによりオリスは自由に技術革新を行うことが可能となり、時計産業全体に新たな息吹を吹き込むことができ、時計製造の歴史にも名前を残すこととなる。


1970年の時点でオリスが開発した自社製キャリバーは270以上にもなるとされ、その半数以上がクロノメーターを取得可能なほどの高精度だったとされています。
しかし、この年にオリスはASUGA(現在のスウォッチグループ)に買収され独立起業ではなくなります。
その当時は、スイス時計業界を揺るがしたクオーツショック直後でもあり、オリスも甚大な損失を被りました。


1982年、上記のスイス時計法を覆した【Dr.ロルフ・ポートマン】と、現オリスの会長である【ウルリッヒW・ヘルツォーク】が自社株を買い取り新しく「ORIS SA」を設立した。
これにより、オリスはクオーツ時計の製造から段階的に撤退を始め、現在の機械式時計のみの製造に至る形になりました。


オリスが独立企業ブランドとして再度立ち上がった20年後の2002年。
今では、オリスの1つ特徴でもあるレッドローターが発表されました。国際的にも認められている信頼性や高品質な機械式時計を作り続けるという強いシンボルとして、自動巻きムーブメントに標準装備されている。


2014年
設立110周年を記念して、10日間の超ロングパワーリザーブや巻き上げ残量が少なくなるほど大きく運針し、より詳細に表示するノンリニアリザーブインジケーターなどのオリスが特許を取得した複雑機構を独自に組み合わせた自社開発ムーブメントCal.110を発表。
オリスの技術力を再び世に知らしめる輝ける年でありました。


2019年
数あるスイス時計ブランドの中でも、スウォッチやリシュモンなどのグループに属さずに自由な発想と確かな技術力で『機械式時計だけを製造』する極めて少数派であるブランドとして「Go your own way＝自分の流儀を貫く」の精神で時計を作り続けています。
製品開発にあたり志しているのは「身の丈に合う贅沢」。実用的でありながら他のどれとも違う本物の高級機械式時計を身近に感じて頂けるコストで販売し続けています。


2020年 10月29日に自社製ムーブメント『キャリバー400』を初搭載した、「アクイスデイトキャリバー400」を発売開始。
120時間リザーブや、非帯磁性パーツを主要パーツに採用したことで極めて高い耐磁性能の確立に、オーバーホール推奨期間10年。それに伴い、メーカー正規保証10年の新規定に、特許を取得した腕時計バンドのクイックチェンジシステムなど、全く新しい『新基準』として登場しました。
時計業界全体が、この『新基準』に驚き、オリスというブランドを再認識することとなったのは記憶にも新しいですね。

2021年
オリスはキャリバー400をスペックは同じく、スモールセコンドタイプに改良した『キャリバー401』を搭載した【ダイバーズ65 カールブラシアリミテッドエディション】を、発表・販売。
第一弾、第二弾と、未だに当店に在庫問い合わせのお電話があるほど人気の高いカールブラシアモデルの第三弾に自社製キャリバーの改良型を搭載しましたね。
40㎜サイズのケースに400系キャリバーが搭載されることによって、今後の搭載モデルの幅が広がりを見せたのではないでしょうか？
この事からも、オリスは機械式時計を更に進化させようとしていることが伺えますね。

ウォッチ＆ワンダーズにて新作モデルの発表あり！


いかがでしたでしょうか。
大変長くなってしまいましたが、今回の内容でも要点のみをまとめたに過ぎません。
オリスという100年を超える歴史はあまりにも大きく、時計好きを唸らせるのはもちろん、時計に興味があまりない方にも興味を抱いていただけるような逸話が多くあります。

私個人としましても、時計の外装やムーブメント、はたまたベルトなどの細部に至るまで、やはり20万円～30万円の時計の中では一つ二つ頭が抜けているな。と感じます。
「身の丈に合う贅沢」というオリスの企業理念も、一見聞き方によっては余り印象が良く聞こえないワードも時計を触って頂けると、そのクオリティの高さに「金額の高さ。という無駄なステータスシンボルを徹底的に廃して製作された本物の時計である贅沢」という真意を納得していただけると思います。

毎回、私達販売員でさえワクワクするような完全新作が発表されたり。と止まらない躍進を続けています。
福岡天賞堂では、これからもORISの正規取り扱い店としてお客様に寄り添った時計選びのお手伝いをさせていただきますので、お気軽にお問い合わせやご来店をお待ちしております。

今後も定期的にオリスについて追記をしていきたいと思いますのでお楽しみくださいませ。
《最終追記２０２１年５月９日》

福岡天賞堂は、九州最大規模での正規店として“ORIS(オリス) ”を取り扱いしております。
九州で“ORIS(オリス) ”をお求めの際は、知識豊富なスタッフ、そしてそのスタッフが厳選したモデルを取り揃えた福岡天賞堂にお越しくださいませ。

福岡天賞堂の楽天市場でオンラインショッピングでのご購入も可能です(^^)/ その際、お電話やインターネットを使ったオンラインでの商品ご案内も承っておりますので、担当の山﨑までお問い合わせくださいませ。 店頭でのご購入の場合は24回まで無金利ショッピングローンもご用意しておりますので、お気軽に店頭スタッフにお申し付けくださいませ。 ～例～ オリスアクイスデイトキャリバー400 43,5㎜ SSブレスモデル￥374,000(込) 12回無金利ショッピングをご利用で月々￥31,166-のお支払いでご購入可能。 24回無金利ショッピングをご利用で月々￥15,583- のお支払いでご購入可能。 お支払い回数はお客様でお決めいただけます。 ※24回以上の分割回数の場合は、分割手数料がお客様負担になります。予めご了承くださいませ。

それでは、今回のブログはここまでとなります。次回もよろしくお願いいたします。
福岡天賞堂の山﨑でした。 福岡天賞堂公式HPはこちらから☛ www.core-tenshodo.com






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